痛くない!触られない!無痛乳ガン検査を受けてみた
女性のみなさんは乳ガン検査を受けていますか?
20代だとまだ受診したことがない方も多いかなと思います。
特にマンモグラフィ検査って胸をぺっちゃんこになるまで挟まれてめちゃめちゃ痛いイメージですよね⁉︎
女性には朗報の完全無痛の乳ガン検査を受けてきたので、みなさんにもシェアさせて下さい‼︎
無痛乳ガン検査とは?
乳ガン検査というと日本ではマンモグラフィが最も知られているかなと思います。
ただ痛みをともなうのも事実。
苦痛をともなうことはできるだけ避けたいですよね!!
あるんです、無痛での乳ガン検診。
まだ日本で対応しているクリニックが非常に少ないですが、MRIによる検査であれば完全に無痛で行うことができるんです!!
乳ガン検査はマンモグラフィ、超音波、MRIの3種類があります。
痛みの強さも上記の順かと思います。
超音波は痛みは少ないけど、胸を見られるし苦痛ですよね。
MRIによる検査は、検査着を着たまま受診できるので見られることすらないんです!!
MRI乳ガン検査のメリット
MRIによる乳ガン検査のメリット3つをご紹介します。
1. 痛みが全くない
検査の方法として、乳房型にくりぬかれたベッドにうつ伏せになってMRIを撮るので胸を潰されることがないんです!
こんな体勢ね↓
株式会社ドゥイブス・サーチHPより
MRI検査といっても造影剤などは使わないので、体への負担が最小限に抑えられます。
2. 触られたり、見られることがない
乳ガン検査は痛みも苦痛ですが、胸を見られたり触られることもとても苦痛ですよね。
MRI検査は検査着を着たまま受診できるので、もちろん見られることもないし、触られることもありません。
まさに精神的にも女性に優しい検査になっています。
3. 初期乳ガンの検出率が高い
マンモグラフィによる検出率は56%なのに対し、MRIの検出率はなんと92%!!
圧倒的に優れた画質で高度な検出率を誇っています。
最新の検査は痛くなくて精度も高いなんて、研究者の方々ありがとうございます!!
デメリットは?
デメリットももちろんあります。
それはなんといっても検査可能なクリニックが非常に少ないこと。
本日(2018/10/20)時点で全国で9病院のみです。
早く全国にもっと多くの対応病院が増えてほしいな。
お住まいからお近くの病院を探してみてくださいね。
あとは費用が少々お高いこと。
病院によっても多少異なると思いますが、わたしは検査費が3万円ほどでした。
実際検査ってどんな感じ?
わたしが数ヶ月前に受診したときは関東で受診できるのは千葉県の本八幡クリニックのみでした。
なので本八幡セントラル放射線クリニックでの検査をお伝えします。
まず予約がLINEからできます!!
これ超便利ですよね。
ここまで至れり尽くせりだと検査も行こうという気になりますよね!
以下のQRから「無痛MRI乳がん検診(ドゥイブスサーチ)」をお友達登録できます↓
事前の問診票記入もLINEからできちゃいます。
当日はクリニックで受付を済ませませると、検査着(上下)を渡されるので個室で着替えます。
MRI(ドゥイブス法)は強力な磁石を使った検査なので、金属製小物は外すことはもちろん、大きめのタトゥーが入っている方は火傷の恐れがあるため受診できないそうです。
とにかく金属製品はNGとのことだったので、フットネイルにストーンを付けていたのが心配になって「これは大丈夫ですか!?」と先生に聞いちゃいましたw
ネイルのストーンは外れないから大丈夫とのこと。
ちょっとビビって心配しすぎましたw
検査はMRIの機械にうつ伏せで入っていくのですが、
検査中は工事現場のような大きな音がゴーゴーなります。
そのためヘッドフォンを着用します。
確かにうるさかったですが、もちろん耐えられないほどの音ではありませんでした!
検査自体は15分ほどで終了です。
着替え等を含めクリニックの滞在時間も1時間弱くらいでしたので、そんなに時間はかかりません。
精神的にも肉体的にも負担なく検査を受けられました!!
検査結果は確か2週間くらいで自宅に郵送され、検査結果とMRIで撮影した映像をDVDでいただけます。
なぜ検査を受けたのか
わたしは20代前半のときに、朝起きるとパジャマが少しだけ汚れていたことがあって、もしやと思って胸を触ってみると血が混じった分泌物が出てきたことがありました。
ネットで調べてみると、、もしやガン!?
結構やばいかもと思い、慌てて会社を休んで急遽かかりつけのレディースクリニックへ受診にいったことがありました。
そこで女医から「これガンだね。近くに有名な女医の乳ガンクリニックがあるから、紹介状書いてあげるから受診してみて」と衝撃の発言が。
わたしは訳がわからず、こんなにあっさりガン宣告ってされるものなの!??と思ってました。
もう訳わかんないけど、とりあえずわたしガンの可能性があるのか、、
ショックでその日は会社を休んで、泣きながら母に電話したことを覚えています。
後日、紹介された銀座のクリニックへ行き超音波検査と細胞診(注射針を腫瘍に刺して組織を取り出して検査すること)を受けました。
さらにそこのクリニックを初めて受診した人は全員受講必須と言われ、ガンについての講座みたいなのを受けさせられました。
だれでもなる可能性のある病気であり、あなたはたまたま運が悪かっただけみたいな内容だった気がする。。
とにかく気分は最悪でもう本当に、なんでわたしが?まだ若いのにドラマかよ、、今までの人生ずっと運がよかったから使い果たしたか、、とか考えてた。
それから検査結果が出るまでの数週間は、ずっと泣き暮らしてました。
家族に申し訳ない気持ちになったり、神様なんていないじゃんとかイライラしてみたり、かなーり精神的に辛かった。
その時に思ったのはとにかく普通の生活がしたい、頭の中は不安と恐怖しかなかったので、特別なことはしなくていいから普通に生活させてほしいと願ってました。
普段だと感じないけど(そして今も忘れてるけどw)日常の普通の生活のありがたみをこれでもかというほど痛感していました。
検査結果を病院に聞きにいく日、母も付き添ってくれました。
これぞドラマでみたヤツ。
シチュエーション的には整ったなーと思ってた。
現実のようなどこか他人事のような。
結果を聞く前に"同意書"を書かされるの。
あなたはガン宣告を受けますかって。
もうさ、結果聞くしかないから"はい"に丸を付けるしかないんだけど、
本当に体が動かなくて、手が重くてなかなか"はい"に丸が付けられなかった。
病気って体よりも先に精神をやられるんだなと思ったよ。
結論からいうと、炎症を起こしてただけみたいで病気ではありませんでした。
あー、本当に命拾いした!!
そしてこの文章を書いている今も思い出して体が緊張しました。。
長々書かせてもらいましたが、最近また胸に違和感があって病院で検査しようと思ったらマンモグラフィーって痛そうで嫌だなー、気が重いなーって思って無痛のクリニックを探したという訳です。
わたしは無痛というだけで前向きに検査にいけました!!(結果も異常なしでした)
きっと同じように、苦痛を想像するだけで検査にいく気がなくなっちゃう人はたくさんいると思う。
今回わたしが身をもって体験して本当に苦痛なく検査を受けられることがわかったので、ひとりでも多くの方に乳ガン検査を受けてもらいたいと思ってご紹介しました。
まとめ
自分の体を守れるのは自分だけです。
現在、そして未来の健康な自分のために、ぜひ乳ガン検査を受けてください。
乳ガンは悲しいことに若い人が発症しやすい病気だから。
無痛で肉体的にも精神的にも負担が少なく受けられる検査がMRI乳ガン検査です。
この記事を読んで少しでも思うところがあれば、絶対に検査を受けてね。
一度ご自身で以下のページからMRI乳ガン検査とはどういうものか、見てみてください。
なにかみなさんの役に立てそうなことがあれば情報シェアしますね!